僕と私の話
誤魔化して、封印していたものが、突然戻ってきてしまった。
どうしてこんなことになったのか分からない。
「あ、この感じはマズイ」と思ったときには、もう、手遅れだった。
「私」って、なに。何で、僕、「私」なんだ。
いったい、いつから。
誤魔化していたわけではないのかも知れない。
そう、僕は、確かに一度、「私」を許容した。
だから、僕は「私」だったんだ。
それがどうして今更...まだ混乱していて、何も手につかない。
整理も出来ていないから、何を書いてるのかもよく分かっていない。
でも、色々読みながら考えて、
とりあえず、僕に「おかえり」と言うことはできた。
これはフィクションじゃない。