2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

僕の価値は誰かが決める

価値があるとか無いとかって、自分で決めるものだろうか。 僕は時々、自分の存在価値を見失う。どこかに落としてきてしまう。僕はそれを自分で見つけ出すことはできないらしい。親切な誰かが再び与えてくれるのを、死にそうになりながら待っているだけ。情け…

世界飽和

誰も傷つけたくないとかいう 無茶な願い 持ち続けて 他人の傷だけに敏感に 自分の傷には鈍感に 誰かのために在りたいけど 口にするのはやめたいけど ただ 君だけとか 僕だけとか そういうのは嫌なんだよ 誰より強くありたいとかいう 無茶な願い ココロは脆い…

マッチ一本火事のもと

めんどくせぇな、まったく。伝わって欲しいことは、相変わらずちっとも伝わりやしない。そうして、全然違うところをつっ突いて来やがるんだからな。そりゃあ俺だってキレそうにもなるってもんよ。 こうなるともうダメだ。しばらくは止まらない。自分のすべて…

ならぬ言葉

言葉。色んな言葉がある。様々な姿で僕の前に現れては消えていく。それぞれが、何か特別な答えを秘めていそうで、僕は必死になって捕まえようと試みる。けれど、どうにもうまくいかないのだ。ぐっと握った右手に確かな手ごたえを感じながら、ゆっくり開いて…

時よ止まれ

あーあ、今日は早く寝るつもりだったのに。3日連続で働き終えて、帰りは坂道を延々30分、自転車こぎ続けて帰ってきたんだ。その上明日は週に二日の早起き日。7時起きだゼ、7時起き! 別に早く寝たいワケじゃない。でもな、早く寝ないと明日起きられない…

支離滅裂な嘘つき男

「頭いいね」なんて言われても嬉しくないって、誰かが言った。「私はあなたほど頭がよくないから、そんな風にはできません」と言われているような気がする、って。その気持ちに近いものが、分かったような……。 「アンタは偉いね」なんて、言われたかったワケ…

ちぐはぐ

書けない。潰れた喉に言葉が全部引っ掛かっているみたいだ。吐き出したいモノがあったのに。ため息すらつけないほどに、僕の喉はボロボロだ。喉がだめなら、涙くらい出るんじゃないかと思うけど、それも案外難しい。 ショパンを聴くと、哀しいような懐かしい…

泣けない姉さん

その日、姉さんは完全にいつも通りだった。 靴を脱ぎながら「ただいま」と言い、重そうなカバンを下ろし、食卓に向かって「おなか空いた」と呟く。山盛りのサラダをおかずに、控えめに盛ったご飯をおかわり。デザートにはプリンを食べた。その間、ゼミの教授…

一行日記

今日も素晴らしい一日でした。って、日記に書いたら、月が僕を見て笑った。