2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

お詫び申し上げる

ひょっとして、オオカミ男の話をしたのは、オオカミ少年と掛けてあったんだろうか。だとしたら凄いぞ昨日の自分。私は全然気がつかなかった。 というかそんなコトよりも、ですよ。いい加減謝らなくちゃいけないと思うんです。誰にって、そりゃあ、「Syrup16g…

虫食む月

今日は満月。しかも月蝕だ。結構楽しみにしていたのだけれど、生憎のお天気で、月蝕は雲の向こう側。ついさっき空を見上げたら、雲がぼんやり光っていた。きっとあそこに月があるんだろう。見えたって仕方ない。消えるところが見たかった。 まあ、それはそれ…

何の話だか

「お客様、心してお聞きください」 と、ソイツは言った。前にどこかで見た顔だ。ゲームか何かで……マンガだったかも知れない。とにかくうさんくさい顔。まったく、ヘラヘラ笑いやがって。 「お客様の状態は、ソドシラソ(Syrup16g)とノクターン第20番(ショ…

破れたポケット裏返す

言いたいコトがあるならハッキリ言え、とよく言われるけれど、言いたいコトはたいていちゃんと言っている。言いたくないから、言わないだけだ。本心を言いたいワケじゃない。そもそも、どれが本心かなんて自分でもよく分からない。言う気になるコトを言うし…

空想と決めごと

「死にたいなら死ねばいい」 いつか誰かが私に言った。私は死ぬことを考える。 積極的に死にたいとはあまり思わない。自分の手で今すぐに終わらせたい、とは。ただ、空から雪が降るように、死が降って来ればいいと思う。静かに、寒々しく死んでみたい。そん…

ただし、個人的には

どのようなベクトルであるにせよ、優しいヒトは好きだ。目の前で泣いてくれるヒトも好きだ。無理矢理笑うヒトだって。僕は優しいものが好きだ。何が優しさなのかは知らないけれど。

泣けない人たち

違う。そんなもの要らない。欲しくない。嬉しくない。やめてくれ。僕は、違う。心臓がえぐられていく。 そんな風に、誰かが思っていたとして。その誰かが、相手の優しさを与えられているのであったとしたら。自分にとってどんなに苦しいことであっても、それ…

一本道は選べない

どうしようもない。仕方がない。それが選択の結果なのだから。と、誰かは言ったかも知れない。でも本当にそうだろうか。どうしようもないし、仕方がない。けれど、それは、選択の余地すら与えられなかったからではないだろうか。他に道が無かった。いや、最…

ケチャップよりも広く

守りたいもの。こだわり。決意。信念。野望。譲れないものが、たくさん……たくさんあった。けれど、いつの間にかずいぶん少なくなってしまった。意志は削られ、信は折られた。私自身の手によって。じわじわと壊されていく。ザマァミロ。と、笑う。崩壊したい…