2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧
生きるのに疲れた。
ラーメン好きな人は多い。カレー好きな人と同じくらいいると思う。 この二つの共通点は、何と言ってもお手軽さ。カップラーメンは3分でできるし、レトルトカレーだって10分もかかりゃしない。これは魅力的。現代人は、少しでも時間と手間を節約したいのだ。…
ご要望にお答えして、今日も何処からか受信中。不可解なリズムを刻め! ジャカジャン! そう、全てはリズムだ。文章。言葉。即ち文字の羅列。それら全てが時を刻む。バラバラに切り刻む。その音。そのリズム。それが僕らを癒しながら壊していく。確実に乗っ…
また変なものを受信してしまったよ。 影響受けやすいって分かってんだから読むのやめたら良いのに。センスィティブ。でも止まんない。だって文字が欲しかったんだ。そう、文字が。僕はきっと目から文字を食べている。だからおなかが空くと文字が欲しくなる。…
あの人たちがみんな、舞台裏で僕を嘲笑っていたとしても、 舞台に立つ僕には決して分からない。 芝居が終わるとめいっぱい拍手を送ってくれる観客たちだって、 劇場から出たら、どんな顔をしているか分からないんだ。 他人ってそんなものだよ。 この世界は大…
一度でいいから、やさしく差し出された手を振り払ってみたい。 そう望んでいる人はこの世界に何人いるだろう。
人はいろいろ隠し事をするものだ。 僕だってそれなりにいろいろ隠し事をしている。 上手く隠せば人には気付かれない。余計な心配も掛けない。 けれど、それはつまり、 目の前の誰かも、僕に何かを隠しているかも知れないということだ。 気付かれないように。…
あーもー くっだらねぇー 俺の好きな言葉はきっと「くだらない」だ。
私はただ、水でも飲むみたいに、言葉を飲んでいるだけだ。 そうして時々、その言葉が勝手に零れ落ちていく。 当たり前のことだ。器がいっぱいになれば水は溢れる。 本当にただそれだけのこと。 私は何かを伝えようともしていないのだろう。 だから、この言葉…
僕が見ているこの空は、あの人が見ているあの空と同じだなんて、 そんなのは、嘘だ。 僕がこうして空を見ている間、 あの人は何か別のことをしていて、空なんて気にも留めていない。 そんな風に、僕らの思いは、食い違ってかすれていく。 擦れ違って、歪んで…
僕は今、どんぶりいっぱいのお茶漬けをかき込みながら、 乾燥ワカメは水につけるとふえるんだったなあ、と思っている。 言葉の足らない文章ってのは、こういうもんだ。
「もう、要らないんだ。」 声に気付いて顔を上げる。そこに立っていたのは、空を見上げている子供だった。 顔は見えないけれど、たぶん、男の子。 「大丈夫なんだ。僕は、自由になった。」 嬉しそうな声だ。きっと、嬉しそうな顔をしているだろう。 「もう、…