とりあえずメモ

 彼は私を殺しに来るらしい。お可笑な人。でもどうしよう? 私に失望して、殺す気をなくしてしまうかもしれない。それは喜ばしいことなんだろうか。死にたいワケじゃないけれど……窒息死は苦手だなぁ、と考えながら、卵の賞味期限を気にしている。その前に死ぬかもしれないのに。何か可笑しい。 でもたぶん、彼は私を殺せないだろう、という気もしている。そんな感じです。「そんな感じ」と言われても、全然わかりませんね、これ。殺されなかったら、いつか説明できるかもしれない(けど説明は苦手だからできないかもしれない)。