2005-03-07 鏡の話 何が正しいのかがわからなくなるような、 歪んだ世界で生きてきたから、 今の僕はきっと、酷く歪んでいるんだろう。 其れなのに、目の前にある鏡には 僕がきれいに映ってるんだ。 つまり、其れはつまり、 全てが歪んでしまった世界では、 鏡すらも歪むということ。 僕は本当の鏡が欲しい。 歪んだ僕を映して欲しい。 醜く歪んだ自分を見て、 もう一度、元の自分に戻りたいと、 強く願えるようになりたい。 僕に足りないのは、きっと其の意思だから。