2006-01-01から1年間の記事一覧

追記

本当はこれ昨日書くつもりだったんだけれども。 洋楽の歌詞の日本語訳とかって、こんな感じですよね。 といっても、洋楽聴かないのでそんなに読んだことがあるわけじゃない。 イメージです。

I know.

知らないフリをしてるだけ あなたが 隠そうとするから 知らないフリをしてるだけ 分からないだろうと 思われてるから でも 私 知ってるわ 本当はそんなに馬鹿じゃないわ ただ 大人になんて なりたくないから 知らないフリをしてるだけよ

雨の話

もう9月だっていうのに今日は何だか蒸し暑い。 そう思って窓を開けると、誰かが呟く声がした。 「あれ? 何で泣いてるんだろ...」 湿った風が吹き込んでくる。 明日も雨かなあ。

無題

あーもーみんなもっと幸せそうな顔しててくれよ。

夕食の話

もう魚も食べたくない。

掛け算の話

ひとつ言うと20倍になって返って来る。 よくある話だけれど、実際によくあるとうんざりだ。

カボチャの話

ぴんぽーん。 間の抜けた音が、一人暮らしの部屋に響く。 重いまぶたをこじ開けながら時計を見ると、最後に見てから2時間ほど経過していた。 この時間なら、真夜中と言ってもいいだろう。 ぴんぽーん。 こんな時間に訪ねて来るヤツが、遠慮なんて言葉を知っ…

無題

雨の音が足音に聞こえて 鍵の開く音に耳を澄ませて 扉の閉まる音にびくついてた そんな僕は いつの間にかいなくなった けど 怯えた心はまだここにいるよ 些細なキッカケで顔を出すよ いつまで経っても独りぼっち 散らかった子供部屋の隅 座り込んでる いつま…

名前の話

誰も僕を呼んでくれない、って君は言うけど、 その前に君は名乗るべきじゃないのかい。

流れ星の話

人間になりたいな。人間でありたいよ。 流れ星に願います。願いも流れて海に落ちる。

時間の話

時間の経過を表すのに、「流れる」や「過ぎる」という言葉が使われる。 ある一定の方向へ向かって移り変わっていくもの、というようなイメージがあるからだろう。 過去や未来という言葉も、そういったイメージから来ているのかも知れない。 未だ来ていないけ…

嘘つきの話

あるところに、嘘つきがいました。 嘘つきは、いつも嘘ばかりついていました。 周りの人を騙してばかりいました。 嘘つきは、いつもにこにこ笑っていました。 楽しそうに笑っていました。 その笑顔も嘘でした。 嘘つきは、嘘をつくのがとても上手だったので…

迷子の話

誰だって、変わってしまうものなんだろう。 いつまでも昔のままだと思っていたら、 いつの間にか、ひとり取り残されてたりする。 まるで迷子だ。 アナウンスは掛からない。

寄り道の話

結局無い物ねだりなんですよね。 何時まで子供やってんだか、って感じですけど。 出来ることと出来ないことを見極められるのも大人ってことでしょうか? でもやっぱり、出来ないことにはチャレンジしたくなっちゃいますよね。 その結果失敗して、出来てたこ…

換え時の話

最近なんだか私の口は、いらないことばかり勝手に喋ります。 そろそろ換え時? もう20年目だものね。

鏡の話

鏡越しに見た自分の姿。ぼんやりとしか思い出せない。 もう一度映そうと思って鏡を探すけど、 いくら探しても見つからない。 何処いったんだろう。 何探してんだろう。

よくある話

どんなに頭捻っても 出来上がるのはよくある話 よくある人生 そんな俺の人生って...? そう思いながらみんな生きてる どこにでもある人生を そんな生き方できないよ って 思った時点で俺の負け 戦い方 変えるしかない 狙うモノ 替えるしかない くだらねえ っ…

いなくなった話

ふと気がつくと窓が開いていた。吹き込む風でカーテンが揺れている。 僕はぎょっとして、急いで窓を閉めた。鍵も掛けた。 風が止むと、部屋の中はとても静かになった。 慌てて家中を探してみたけれど、アイツの姿は何処にもない。 また僕はアイツを見失って…

生きる話

神様のことだけ考えて生きていけたら 私はもっと幸せだったろうと思う。 善人でありたいと思う人は、結局偽善者にしかなれない。 同じように、聖人になりたいと思う人は聖人にはなり得ない。 私は結局ただの人間でしかない。 この絶望感は ひとえに己の傲慢…

僕と私とアイツの話

私:最も現実的かつ理想主義的。理想の実現に自らの全てを捧げたいと願う。 僕に憧れながらも私の道ではないことを知っている。 僕:単体で存在するにはあまりに不安定。存続のためには私かアイツを必要とする。 現実からの脱却という夢そのもの。 アイツ:…

冬の話

寒さを感じないわけじゃない。 結局、寒いのが好きなのだと思う。 冷気が体にまとわりつく感じ。 時折吹く風が指先を切り裂いて、瞳からは涙があふれる。 呼吸のたびに、肺が冷えていく。 つまさきもピリピリと痺れだし、やがてその感覚さえも失われる... ゆ…